LARRY CLARK KIDS LIMITED FINGER BOARD

映画『KIDS』 90’sストリートの“生の温度”を閉じ込めた伝説的フィルム

■商品詳細

先日の映画再上映を記念して限定生産された指スケ（フィンガーボード）です。タイプは3種類で、映画のジャケット、有名なシーンの切り取りがデザインとなっています。

■映画『KIDS』とは

ラリー・クラーク監督の映画『KIDS』（1995）は、90年代ニューヨークのストリートに生きるティーンたちの1日を、まるでドキュメンタリーのような生々しさで切り取った作品です。特に、スケートボードカルチャーの空気感がそのままスクリーンに焼き付けられている点が、今なおストリートシーンで語り継がれる理由。

登場する少年たちは、俳優というより“リアルなNYのスケーター”。
セントラルパークでのクルージング、仲間同士のテンション、デッキを抱えて深夜の街をうろつく姿など、演出を超えた当時のスケートコミュニティの日常がそのまま記録されています。

作品は、無防備な性、HIV問題、ドラッグ、暴力といったティーンが抱える影の部分を映し出しながらも、その背景には “90’sストリートのリアルな息づかい” が常に流れている。スケートショップの壁に貼られたステッカー、街のグラフィティ、ルーズなファッション。どれも現在のストリートにも通じるルーツが見えるポイントです。

『KIDS』は、ただの問題提起型映画ではありません。スケートボードがカルチャーの中心にあった時代を、匂いまで伝わる温度で映し出した、唯一無二のカルチャードキュメント。ストリートを愛する人なら、一度は通っておきたい“教科書”のような作品です。