スケートボードの選び方
Prime 信太郎です。
スケートボードを始めてみたいけど、踏み出せない1番の理由ってなんでしょうか?「近くにやっている人が居ない」「住んでいる場所にショップが無い」など、たくさん有るかと思いますが
何を選べばよいか分からない...
これが1番の要因だと思います。Primeが提案する「かんたん」な選び方を是非最後までお付き合い頂ければと思います。
まずはこちらの動画を御覧ください。
それではパーツ毎に見て行きましょう。
STEP 1 デッキの選び方
さあスケートボードをはじめましょう。まず最初にデッキを選ぶ必要があります。
デッキはスケートボードの「顔」
どれでも気に入ったデザインの物を選んで下さい。
スケートボードは自己表現、個性の世界です。気に入ったデザインのデッキが自分のモチベーションを高めます。よく店頭で「サイズってどれ選べばいいですか?」とご質問を受けます。僕は
サイズは無視して下さい
と答えます。実はスケートボードは1枚1枚、数ミリ単位で長さ、幅が異なります。
僕達スケーターはこれまで数十枚(人によっては数百枚)のデッキを乗り、その中で、自分に最適なサイズ、好みの形状を確立しています。
一番最初のデッキにその「ミリ単位の好み」ってわかるでしょうか?デッキはスケートを続ける上で、シューズと同じく、最も消耗し買い換えていく物です。ミリ単位に惑わされず、最初の1枚は自分の直感で決めましょう。デッキはスケートボードの「顔」どれでも気に入ったデザインの物を選んで下さい。
STEP 2 トラックの選び方
デッキを決めたら、次はトラックです。トラックは足回りの要です。ターン性能を司り、トリックのやりやすさを左右するパーツとなります。とても重要なパーツなので
どれでもいいや
という訳にはいきません。
実はこのトラック選びで、挫折する方が1番多いです。というのも、トラックのサイズをデッキの幅に合わせる必要があり、それが分からないので諦めるというケースがあります。
以下がデッキ / トラックのサイズ対応表をとなります。デッキの商品名の末尾に記載のある数値がデッキのサイズとなります。またトラックはブランドによってサイズ表記が異なります。トラックも商品名の末尾に記載のある数値がサイズ表記となりますので対応表と照らし合わせてご確認ください。
DECK SIZE | ||||
7.5以下 | 109 | N/A | 143 | 11 |
7.5 ~ 7.875 | 129 | 5.0 | 145 | 22 |
7.875 ~ 8.25 | 139 | 5.2 | 147 | 33 |
8.25 ~ 8.4 | 144 | 5.6 | 148 | 44 |
8.4 ~ 8.75 | 149 | 5.8 | 149 | 55 |
トラックはブランドによって特徴があります。Primeでは「世界3大トラック」と呼ばれる「INDEPENDENT」「VENTURE」「THUNDER」に加え、ストリートにおける人気が急上昇を見せる「ACE」を取り扱っています。「難しいオタクな話」は抜きに、以下が各ブランド毎の使い心地になります。簡単に頭にインプットして覚えておいて下さい。
高いターン性能 ストリートからR系ライダーまで幅広く愛用される。オールラウンドにスケートを楽しみたい方にオススメ。クルーザーセッティングで一番人気。 |
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標準的なターン性能 圧倒的に軽量で全てのトリックが軽く行える。とにかくクイックにトリックをしたい方や、女性・キッズにもオススメ。 |
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緩いターン性能 安定感抜群!トリック時にどっしりと構えられる。力強い取り回しをしたい方にオススメ。硬めの乗り心地のためアールをメインとする場合は避けた方が無難。 |
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極端に高いターン性能 ウォールライドなど瞬時にトラックが稼働して欲しいシーンに適している。比較的重量があるため、中~上級者向けな印象。 |
トラックは最も壊れづらいパーツです。スケートを続ける上で、その他のパーツに比べ付き合い続ける時間が長く、使い心地に慣れてしまうと中々交換に踏み切りづらい一面があります。実際トラックを変えただけで「今までできていた事ができなくなった 」という話はよくあります。 なので長く付き合うパートナーとして初期投資することをオススメするパーツになります。
STEP 3 ウィールの選び方
デッキ、トラックを選んだらウィールを選びましょう。ウィールとは車輪のことです。実はウィールには2種類あります。「ハードウィール」と「クルーザーウィール」ここで選択を間違えると、全く違う乗り物になってしまいます。
つまりスケートボードの用途はこのウィールで決まると言っても過言ではありません。
> ハードウィール
通常のスケートボードに使用する硬いウィールです。よく街で見かけるガーガーと滑走音がするアレです。
オーリーやフリップに代表される所謂トリックを練習したい、スケートパークでランプやボールを練習したい、そのような目的の場合はこの硬い「ハードウィール」をお選びください。
ハードウィールにも様々なブランドや細かいスペックがあります。悩んだらひとまず「SPITFIRE」というブランドを選んでおけば大丈夫です。世界中で最も多くのユーザを抱えるウィールブランドの大本命です。
また「サイズ」や「硬さ」「シェイプ(形状)」などは、踏み込むとそれだけでも説明に長い時間要する深い世界になってしまいます。
サイズは目的によってオススメが異なります。ストリートやパークでトリックを主に練習したい場合は「52MM」, ランプやボールであれば「54MM」を選んでおけば良いかと思います。ただ言ってしまえば、このサイズ選びは極端に小さかったり、その逆で極端に大きかったりしなければオールラウンドに練習することは問題なくできます。
> ソフト(クルーザー)ウィール
静音性と走行性能に優れ「移動手段」としてのスケートボードに最適なウィールです。
クルーザーウィールはサイズ(口径)によって乗り心地が大きく変わります。
口径の大きな(60MM以上)クルーザーウィールは乗り心地・走行性能に優れており、粗い路面でも快適なクルージングを楽しめます。移動距離が長くなればなるほどその効果は顕著になります。
では口径の小さな(56MM以下)クルーザーウィールはというと、スピードが出過ぎず、軽いのでちょっとしたオーリーのような練習などができます。クルージングしながら軽くオーリーが出来るサイズです。
街中の移動ではちょっとした段差も乗り上げることができるので、むしろ小さいサイズの方が「走破」という意味では優れていると言えます。
STEP 4 ベアリングの選び方
そして最後に選ぶパーツがベアリングです。
ベアリングとはスケートボードのエンジンです。そのエンジンであるベアリングを選ぶ基準は「回転性能」と「耐久性」になります。
ベアリングは価格に比例して前述のスペックが向上していきます。ただ全てのブランドで価格と性能が同程度で比例するかというとそうでもありません。
「じゃあ何を基準に選べば良いのか?」というと「スケートボード専用かどうか」です。
Primeが取り揃えているベアリングブランドは「BONES」と「BRONSON」になります。この2者は共にスケートボード専用のベアリングブランドになります。
ベアリングとは回転部の軸受です。回転を司るパーツでありますが、ただ回すだけではなく、スケートボードでは強い衝撃や過度な圧力から自身の形状を守る耐久性が必要となります。
その耐久性の高さこそが「スケートボード専用」のベアリングです。
ここでは細かい構造の話はスキップしますが、「専用」か「専用ではない」かで「寿命=どれくらい使い続ける事ができるのか」が大きく変わってまいります。
Primeが扱う前述の2ブランドであれば一番価格の低いモデルでも十分な「回転性能」と「耐久性」があります。
STEP 5 最後に
これで主だったパーツ選びは完了です。そのほかに必要なデッキテープやボルトは,初めのウチは見た目で選んで大丈夫です。
これでhスケートボードが完成となります。
Primeでは各パーツの商品ページに「組み立て」が必要かどうかのオプション選択がございます。
デッキテープについてはデッキの商品ページのオプションで無料でご利用いただけるものがございます。
またボルトに関しましても各パーツをカートに入れる際にオプションで「組み立て」をお選びいただき、スケートボードを組み立てるに必要な「デッキ」「トラック」「ウィール」「ベアリング」の4点をご購入いただいておりましたら、こちらで無料のものを使用して組み立てさせて頂いております。
以上でスケートボードが完成となります。
その他にわからないことが御座いましたら、お気軽に「お問合せ 」頂ければと思います。