THUNDER TRUCKSの性能
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スケートボードを選ぶ際に悩むのが足回りだと思います。以前の記事「トラックの選び方(まとめ) 」で詳しく触れていますが、もっともっと各ブランドごとに深く見ていきたいと思います。
Primeで主に取り扱っている世界トップシェアのトラックブランド4社
INDEPENDENT |
VENTURE |
THUNDER |
ACE |
今回はTHUNDER (サンダー)を見ていきましょう!
> THUNDER TRUCKの性能
THUNDER TRUCKSは前述の4ブランドの中で
最も軽量
なことで知られます。
また車高が低く、HIでも他のトラックのLOくらいの高さです。クイックかつ細かいテクニカルな動きを得意とするスケーターに愛されるトラックです。
INDEPENDENTに迫るとシェアを誇る、老舗の人気ブランドが「THUNDER TRUCKS」です。
その中でも軽量モデルHOLLOW LIGHTSは断トツの売れ行きと言えます。
>ほどよいターン性能
トラックは車高が低いとターン性能は低下する...
しかしサンダーは車高が低いわりに「可動性が高い」という絶妙なバランスの構造を持ちます。車高が低い安定感と、堅すぎない適度なターン性能で癖のないセッティングを作り出すことが出来ます。
ただその車高の低さから口径の大きなウィールとの相性はあまり良くありません。大きなウィールを装着した場合、ターン時にウィールがデッキに当たってしまう所謂「ウィールバイト」が発生し易くあります。
つまり、ソフトウィールのような口径が大きくグリップ力の高いウィールとは相性が悪いと言っても良いかもしれません (クルーザーセッティングでは避けた方が良いトラックかもしれません)。
> 圧倒的に軽いテールヒット
とにかく重量が「軽い」THUNDERは「テールを叩く強い力を必要としない、空気の様に軽いトラック」と評することがあります。
力で叩く → タイミングで叩く
そんな表現が最適かもしれません。
> さらなる軽さを求めて
先ほどTHUNDER TRUCKSの中でも「最も人気が高い」と紹介させていただいた「HOLLOW LIGHTS」はキングピンとアクセルシャフトが空洞になっています。ノーマルのモデルでさえ十分軽いTHUNDERですが、この「HOLLOW LIGHTS」はさらに力を必要としないトラックになっています。
ただこの前述した所謂「肉抜き」加工がされているからといって耐久性に難があるわけではありません。むしろ「肉抜き」をしたことによって耐久性が下がってしまったら、軽さを活かしたクイックでテクニカルな動きを支えることができません。
なので耐久性も申し分ないレベルで仕上げられております。
キッズや女性にとってもデッキのサイズアップをしたい場合、より軽くしたい場合、ただターン性能は殺したくない...そんなワガママなセッティングの最適解と言っても過言ではない選択肢がTHUNDER TRUCKではないでしょうか。