Prime Skateboardが提案するスケートボードの選び方

トラックの選び方(まとめ)

2022-01-14

- まずトラックとは -

Prime 信太郎です。

デッキを選ぶことが出来たら、次はトラックです。
ここで多くの方がつまづくので、しっかりと説明させて頂きます。

スケートボードはつま先に体重を掛けると、お腹側に曲がり
かかとに体重を掛ければ背中側に曲がります。

トラックはスケートボードの足回りの中心部で、その曲がり具合を左右します。

そしてトリックを行うときにテールを弾くタイミングも
トラックによって大きく変わってきます。

- ブランドによってどう違う? -

Primeで取り扱う世界トップシェアのトラックブランド4社を例に説明させて頂きます。

- INDEPENDENT TRUCK -

ロゴだけならスケーターならずとも見たことがあるでしょう。
老舗中の老舗。通称「インディ」です。
4ブランドの中でACE TRUCKと並び可動域が広く、ターン性能に秀でています。
車高が高く、55mmくらいのウィールでもスペーサー無しで装着出来ます。
またテールの叩き心地が比較的軽く、クイックな動きにも対応できます。
オールラウンドなスタイルに対応し、世界で1.2を争う人気ブランドです。

- VENTURE TRUCK -

4ブランドの中で、可動性が硬く、最も安定性に優れています。
体重を掛けた時に傾く幅が狭い、グラつきにくいと評価されています。
PAUL RODRIGUEZ、PJ LADDなどを始めとした
テクニカルなスタイルを持ったプロライダー達に愛好されているのも魅力。
また東京五輪を制した日本を代表するスケーター堀米雄斗もサポートされています。
テールをしっかりと蹴ってヒットさせるトラックで、タイミングが取りやすいと評価されています。

- THUNDER TRUCK -

4ブランドの中で最も軽量なことで知られます。
また車高が低く、HIでも他のトラックのLOくらいの高さです。
車高が低いのですが、しっかりと可動域があり
オールラウンドなスタイルに対応します。
圧倒的な軽量さで、全てのトリックに力を必要としません。

- ACE TRUCK -

4ブランドの中でINDEPENDENT TRUCKと並び可動域が広く、ターン性能に秀でています。
2007年に立ち上がった比較的若いトラックブランドですが、高いターン性能と反応のよいテールヒットでシェアを拡大中。
美しいフォルムにも注目です。日本でもユーザーが多く上記の3大有名トラックに次ぐ人気となっています。

- トラックのLO、HIってなに -

prime-skateboard

ブランドを選んだら、次にぶつかるのはHIとLOの違いです。

まず文字の通り、HI、LOとはトラックの車高の高さを表します。
(物によってHIはSTANDARDと表記される場合もあり)

それでは車高が違うと何が変わるのか。

- HI -

・車高が高いので、まず大きな口径のウィールが装着出来ます。(55mmくらいまで)
・トラックの可動域が広く、よりクイックにターンする事が出来ます。
・トリック時、テールを弾くタイミングがLOよりやや遅れます

- LO -

・車高が低いので、53mmくらいまでのウィールが装着出来ます。
・トラックの可動域が狭く、ターン性能が若干落ちます。安定感は増します。
・トリック時、テールを弾くタイミングがLOより早まります。

prime-skateboard1

代表的なHIとLOの比較を主観で書いてみました。
よく「初心者はLOを使え!」や「HIはオーリーが高くなる」
という記事を見ますが、僕はそんなことは無いと思います。

LOもHIも一長一短。

スケートボードを続けるうちに出来てくる「好み」なんです。
LoよりHIの方がタイミングが自分に合っていればオーリーは高くなります。
その逆だってもちろんあります。

惑わされず、まずは好きな物を使ってみる事が大切だと思います。

- トラックの重さで何がかわる? -

スケートボードにはエンジンも、翼もありません。
人間の力だけで、操る物です。
個人の運動能力の事はさておき、「重量」はパフォーマンスを左右します。

例えば自転車は軽ければ軽いほど、早く走ることが出来ます。
競輪選手はレースでは軽量化する為に、ブレーキすら取ってしまいます。
乗り物全てに言えることかも知れませんが、
スケートボードも軽いほど、少ない力で操れる事が出来ます。

軽量化というのは、とにかくわかり易く、効果がすぐに出るカスタムです。

INDEPENDENT TRUCKを例に見ていきましょう。

prime-skateboard2

上の写真のキングピン(トラック中央のピン部分)を見て下さい。

右 - スタンダードなモデル。
左 - 軽量モデル。ピン部分が空洞になっています。

prime-skateboard3

上の写真のシャフト部分を見て下さい。

右 - スタンダードなモデル。
左 - 軽量モデル。シャフト部分が空洞になっています。

prime-skateboard5

上の写真のベースプレート部分を見て下さい。

右 - スタンダードなモデル。
左 - 軽量モデル。右と比較して3分の2くらい薄型なのが分かります。

prime-skateboard4

ベースプレート部分を違う角度から。

右 - スタンダードなモデル。
左 - 軽量モデル。薄型なのに加え、肉抜きが施されているのが分かります。

----------------------------------------------------------------

軽量モデルの構造を比較しながら見て頂きました。

では軽いと何が変わるのか。

自転車や車、電車など、その他多くの物に言えますが、
軽量になればなるほど効率的に力が伝わります。

ましてや自転車やスケートボードなど、人間自身が動力になる物は、よりその効果を実感できます。

- 少ない力で取り回しが出来るので、細かい動きが楽になる。
- 重量が軽いので、テールの叩き心地も軽くなる。(クイックな動きが楽に)
- 重量が軽いので、フリップ技が軽く回転する。

私が実感した大きな変化を簡単に書けば、こんな感じです。

よく「軽いと強度が落ちるのでは」というご質問も頂くのですが、問題無いです。
海外のプロは軽量なトラックでとてつない高さから飛び降りています。
車に轢かれたりしないかぎり、大丈夫です。

ざっと書きましたが、
もし幅が広いデッキに変えようと思っているのなら、トラックは軽くした方がいいです。
「安定感」と「取り回しやすさ」を両立するには、トラックが重要な鍵を握っているというわけです。

Primeが取り扱うトラックはこちらから

セッティングは個々のスケーターの「こだわり」です。
悩んだらまずQ&Aを見て下さい。

セッティングのことで不安があれば、何でも聞いて下さい。

shintaroll

Prime Skateboard Store
東京・神田

Prime Skateboard 店長

株式会社Onett 代表取締役

Prime Skateboard 店長

金井 信太郎

私は代官山の老舗スケートボード店で店長として勤務しておりました。
ただのスケボー好きが、気づけば魅力を伝える側になっていました。

スケートを始めたのは中学3年生の頃だったか、
アメリカにホームステイに行き、そこで1人のスケーターを見ました。
彼はハンバーガー片手に車道の段差を軽快にオーリーし走り抜けて行きました。

「カッコ良すぎる」

当時の私は衝撃を受けて、日本に帰ってすぐに買ったのが最初だったかと思います。

皆さんも何がきっかけで、今このページをご覧になっているのでしょうか。
少なくともスケートボードに興味をお持ちなのでは無いでしょうか。

私は仕事の中で、多くの方々の「スケートライフの始まり」に立ち会わせて頂きました。
スケーターの年齢は10代~50代と幅広く、始める理由も様々です。
上手くなりたい、サーフ、スノーのオフトレに、街乗り用に、カッコいいから、モテたい。
どんな理由であろうと乗ったその日からスケーターです。

その「はじめの一歩」を私は心から応援したいと思っています。

店舗紹介

Prime Skateboard Store
プライムスケートボードストア

東京神田のスケボー・スケートボード通販ショップです。

これからスケートボードを始めたいと考えている初心者の方にも悩まずスケートボード通販して頂けるように
Prime Skateboad(プライムスケートボード)が最高のセッティングで提案する数種類の「Primeコンプリート」、細かいサイズなどを気にせず数多くの種類のデッキの中から、自分の好きなグラフィックでスケボー・スケートボードを組める「ビルダーシステム」などを取り揃えております。

世界中のコアなスケボー・スケートボードブランドから選りすぐりのブランドのみを取り揃えており、
初心者の方でもスケートボードを楽しめるクルーザーを、色とりどりのグラフィックのデッキから選べ、
また玄人の方も納得のセッティングで組めるトラック、ウィール、ベアリング等々のハイエンドなラインナップをご用意しております。

またアパレル、シューズも厳選されたスケボー・スケートボードブランドから最新のトレンドをおさえつつ自分たちが良いと思うモノのみを自信もってセレクトしております。

常に最新のスケボー・スケートボード通販を楽しめるように随時更新しております。

店舗情報

〒101-0047
東京都千代田区内神田3-22-6

TEL: 03-3525-8874
MAIL: contact@prime-skateboard.com

営業時間:12:00 ~ 19:00
定休日:不定休

お支払い方法

  • ・代金引換
  • ・クレジットカード
     VISA、MASTER、AMERICAN EXPRESS、JCB、DINERS

    visa master amex jcbdiners

  • ・コンビニ決済
     ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、サークルKサンクス、ヤマザキデイリーストア、セイコーマート、スリーエフ
  • ・銀行振込
  • ・Pay-easy(ペイジー)

商品以外の必要代金

・代金引換手数料
全国一律500円(税込)
・コンビニ決済手数料
無料
・銀行振込手数料
別途お客様ご負担(各金融機関によって異なります)

配送方法

・配送料(ヤマト運輸)

- 商品の合計代金が15,000円(税込)以下の場合
全国800円(税込)から(地域によって異なります)
- 商品の合計代金が15,000円(税込)以上の場合
無料

プライバシーポリシー

Onett Inc.は、 個人情報保護の重要性に鑑み、「個人情報の保護に関する法律」及び本プライバシーポリシーを遵守し、お客さまのプライバシー保護に努めます。

個人情報の定義

お客さま個人に関する情報(以下「個人情報」といいます)であって、お客さまのお名前、住所、電話番号など当該お客さま個人を識別することができる情報をさします。他の情報と組み合わせて照合することにより個人を識別することができる情報も含まれます。